玉串をささげて無事故、安全を祈願する高岡秀規徳之島町長（右）＝25日、鹿児島県徳之島町の畦プリンスビーチ

　鹿児島県徳之島町の海開きが25日、同町の畦プリンスビーチであった。高岡秀規町長など町関係者ら11人が出席。大型連休（GW）を前に神事を執り行って海の事故防止を祈願した。 　海開きはGW前の恒例行事。同ビーチの波打ち際に祭壇を設営し、参加者一同で玉串をささげて観光シーズン中の無事故と安全を祈願した。 　29日には同ビーチでGW恒例イベントの黒砂糖祭が開かれる。高岡町長は「今後は来島客の増加が予想される。町自慢のビーチの魅力を、多くの人に堪能してもらいたい」と話し、「レジャーを楽しむには安全が大前提。今後の利用者増加に向けてライフセーバーの配置などの対策も検討していきたい」と述べた。 　伊仙町は27日に瀬田海海浜公園（同町阿三）で、天城町は29日にヨナマビーチ（同町与名間）でそれぞれ海開きを行う。