「若者は見ない」有働由美子番組、不人気なのに枠拡大話の宮根誠司、藤井貴彦は…3大キャスターの崖っぷち
■有働由美子卒業で“キラキラ感”消失→緊急テコ入れ
藤井は2024年3月をもって日本テレビを退社してフリーに転身。4月1日より『news zero』のMCを務めている。 「有働さんの時代は世帯視聴率5~7%ほどを取っていましたが、藤井さんになってからは4~5%と、1~2ポイントも低下してしまったんです」(前出の制作会社関係者) 藤井は、夕方のニュース番組『news every.』(日本テレビ系)のMC時代は“言葉の力”が高く評価され、「好きな男性アナウンサーランキング」で1位に輝いたこともある人気アナウンサーとしてお茶の間から親しまれた。 「夕方の『news every.』は主婦や年齢層高めの女性がメインの視聴者層ですから、誠実でしっかりとしたアナウンス力が特徴の藤井さんがハマッたのでしょう。ただ、夜のニュースにはどうもハマっていない。 有働さんが卒業して以降、日テレ内部では“『zero』からキラキラ感がなくなった”という声があったんです。藤井さんになってから“キラキラ感”がなくなり、特に女性視聴者が離れてしまったと考えられます。藤井さんも53歳ですからね。当然のことでもあるのですが、日テレ内では“思ったよりもおじさんだった”という指摘も出てしまったといいます」(前同) 『news zero』は、新体制からわずか半年の10月に大幅リニューアルを敢行。けやき坂46及び欅坂46元メンバーでタレント・俳優の長濱ねる(26)、俳優・デザイナー・アーティストの篠原ともえ(45)、スポーツクライマーで東京五輪にも出場した野口啓代氏(35)が出演するようになった。 さらに9月30日からは日本テレビの滝菜月アナウンサー(31)が月・火曜、並木雲楓アナ(23)が水・木曜のフィールドキャスターとして加入した。 「視聴率の低下、女性視聴者離れ、失ってしまった“キラキラ感”を補うために女性出演者を増やしたんでしょう。数字は少しは戻っていますが、V字回復とまではいかず、いまだに苦戦が言われていますね」(同) 日本のテレビ界を代表するキャスターである有働、宮根、藤井は、MCを務めるそれぞれの番組を上昇気流に乗せることはできるのだろうか。
ピンズバNEWS編集部