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　韓国文化観光研究院が7月24日に発表した「データで見るK-POP海外売上額動向」によると、2023年のK-POPの海外売上額は、1年前より34.3％増加し、1兆2377億ウォン（約1380億円）に上り、過去最高を記録した。 　そんな海外における著しいK-POP市場の成長のおかげか、アジアだけでなく、欧米の女性からもアジア人男性が人気になってきているというのだ。 　外国人との恋愛事情に詳しい恋愛コンサル「金髪の達人」氏に、最新の国際恋愛事情を聞いた。みんかぶプレミアム特集「モテの法則」第5回。

今、「アジ専女子」が世界で急増している

――日本人だというだけで、自分なんか金髪美女には相手にされないんじゃないかと思ってしまう男性は多いはずです。加えて、ライバルとなる欧米人男性には生物的な弱さすら感じてしまいます。 金髪の達人（以下、同） 　いわゆる欧米人コンプレックスというものだと思うんですけれども、僕も含めて日本人は少なからず持っている男性が多いと思います。ただ、これは私の個人的な意見ですが、欧米人コンプレックスっていうのは日本人である以上は払拭できないんじゃないかなと思うんです。どうしても見た目は違いますし、欧米人男性のほうが普通にかっこいいじゃないですか。 ――そうなんですよね。 　でも、僕らアジア人男性って、世界的に見ると今がとてもチャンスなんですよ。というのも、欧米人女性の間では、「アジア人男性はクールだ」っていう風潮が来ているんですよね。BTSの人気から始まったことなんですが、アメリカの音楽チャートを見てみるとトップ10の多くをK-POPが占めている状況なんです。 　僕ら外国人ナンパ界隈では、「アジ専女子」って呼ばれているんですけど、アジア人の男性とくに韓国人男性が好きな欧米人女性が、今かなりの勢いで増えているんです。僕は2017年から外国人ナンパの講習を開いているんですが、始めたころって渋谷の街中でも欧米人女性と日本人男性のカップルってほとんど見なかったんですよ。でも、今渋谷の街に行ってみると必ずいるんですよね。それも1組や2組じゃないんです。コロナ禍を経て、外国人旅行者が日本に多く入ってきたことも重なって、かなり状況が変わってきているんです。