ゾフがコンタクトレンズ市場に参入 1箱30枚入り2200円
「ゾフ(Zoff)」が、同ブランド初のオリジナルコンタクトレンズ「Zoff 1-DAY」を11月27日に発売し、 コンタクトレンズ市場に参入する。商品はゾフ公式オンラインストアで取り扱う。 【画像】“ゾフカラー”を採用したさわやかなパッケージデザイン
Zoff 1-DAYは、含水率60%と高含水ながら、非イオン性のためタンパク質などの汚れを寄せ付けにくい仕様。紫外線B波を96%カット、紫外線A波を78%カットする。また、非球面かつエッジをなめらかにした設計で、自然なフィット感を実現。レンズ素材と保存液には潤い成分のMPCを配合し、一日中やさしいつけ心地と潤い感をキープする。購入オプションは、1箱5枚入りの通常購入(660円)と1箱30枚入りの通常購入(2200円)に加え、同ブランド初のサブスクリプションサービスとなる、30枚入りの定期便(3960円/1回)の3種類を用意する。 ゾフは、これまでの客の視力測定の際に、左右の視力に差がある人や強度近視の人、激しい運動用など、コンタクトレンズでの視力矯正が適したケースが多くあったことや、メガネ・サングラス購入者を対象に実施した調査で、サングラスの使用方法として「裸眼+サングラス」に次ぎ「コンタクトレンズ+サングラス」が多く、サングラスとコンタクトレンズの併用率や親和性の高さを確認したこともあり、今回のオリジナルコンタクトレンズ発売に至ったという。 また、ゾフは近年EC事業に注力しており、2023年12月期のEC売上高は、前期比48.6%増の26億5900万円と伸長。コロナ禍をきっかけにECでの購入者が増えたほか、2020年に行ったブルーライトカットコートの無料化も利用者の増加に寄与したという。コンタクトレンズもコロナ禍以降、より衛生的に使用できる1DAYタイプの需要が増えており、消耗品という側面から定期購入サービスが注目されていることから、サブスクリプションサービスの導入も決めた。