ソニー・ホンダモビリティ（SHM）は26日、2025年に発売を予定する「AFEELA（アフィーラ）」ブランド初の量産モデルで、KDDIが提供するグローバル通信プラットフォームを活用すると発表した。高品質で安定したネットワークサービスの提供を目指し、各地域のMNOの回線を利用し、車両をネットワークに接続する。 　車両はSHMが開発・運営するクラウドプラットフォームと大容量・低遅延での通信が可能となる。 　KDDIは「AFEELAの目指す創造的なエンターテインメント体験と、そのグローバル展開を、共に実現できる。グローバルでのIoT実績を生かし、安心安全の実現はもとより、5G通信とエンターテインメントとの掛け合わせによる、今までにない新たな移動体験をユーザーに届けられるよう、さまざまなソリューションを展開する」としている。 　AFEELAは車内を移動空間と位置づけ、さまざまな映画やゲームなどをのコンテンツを、大型のディスプレーで楽しめることが特長の一つ。スマホでアプリやゲームをダウンロードできるようにすると訴求している。こうしたデータを高速通信で実現し、高画質のエンタメ体験を提供するため、KDDIや、KDDIと連携する各国のキャリアの回線を使うことが想定される。