西島秀俊“史朗”から家が事故物件だったと知らされた内野聖陽“賢二”の反応がかわいい<きのう何食べた? season2>
西島秀俊と内野聖陽のダブル主演でドラマ化され話題となった「きのう何食べた?」の続編となる「きのう何食べた? season2」(毎週金曜深夜0:12-0:52、テレビ東京系)の第6話が11月10日に放送された。史朗(西島)から住んでいる部屋が事故物件だと知らされた賢二(内野)の反応がかわいくてほっこりとした。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】スーッと冷たい風を感じる内野聖陽“賢二” ■「きのう何食べた?」とは 同ドラマは、シリーズ累計945万部(電子版を含む)突破のよしながふみによる同名漫画を原作に、2LDKのマンションで同居する、料理上手で几帳面かつ倹約家の弁護士・筧史朗(通称・シロさん)と、その恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二(通称・ケンジ)の毎日の食を通して浮かび上がる、男性2人暮らしの人生の機微を描く物語。 ほろ苦くて温かな2人の日々をリアルに描き、2019年4月クールに放送された「season1」では、Twitterの世界トレンド1位、見逃し配信の再生数は全12話100万回超えを記録。 さらに、「第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」「第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で最優秀作品賞を受賞するなど、深夜ドラマ枠としては異例の記録を次々と樹立した。その後、2020年元日には正月スペシャルドラマを放送。2021年には映画化もされ、興行収入14.1億円の大ヒットとなった。 そんなファン待望のseason2は、アラフィフに突入した史朗と賢二の日常が描かれる。今までと変わらないゆっくりとした日常の中に訪れるちょっとした変化。生きていれば誰もが経験する環境の変化や身体的・精神的な変化を史朗と賢二も経験していく。 ■賢二が家賃が安すぎるというと何かをごまかす史朗 一緒に暮らし、幸せな食卓を囲み、和やかなときを過ごしている恋人同士の史朗と賢二。 依頼人として事務所に来た大家に話の流れから「ふと思ったんですけど、筧さんの同居人に男性の方いらっしゃるでしょ?その方ってもしかして筧さんの恋人ですか?」と聞かれて史朗は思わず肯定する。その話をすると賢二も驚いた。 大家は史朗がもっと広い部屋に引っ越しして契約を更新しないのではないかと危惧したのだった。賢二はそれにしてもこの部屋は安すぎると言うと、史朗は何かをごまかすように「ああ」と言葉を濁す。 ■史朗はこの部屋で何があったか話す 賢二が「ん?あれ?なんか理由あるの?」と聞くと、史朗は「事故物件なんだよ」とサラッと言う。「この部屋、何があったの?」と賢二が不安そうに聞くと「人が一人お亡くなりになってます。会社の部下と不倫した夫を妻が包丁で刺して死に至らしめました」と史朗。 賢二は驚愕の表情で「イヤーーー!」と叫ぶ。「ずっと気になってたことがあるの。この部屋って日当たりすごくいいのに夏でも結構涼しいなって。あ、この間もスーッて冷たい風が…イヤー!」と騒ぎ出す。 「もうヤダ。なんか背筋ぞわぞわするし、超怖いからもう寝る!おやすみ!」とバタバタと寝室に入る賢二。史朗はその背中を見ながら「寝室が犯行現場だって言ったらあいつどうなるかな?」と思うのだった。 史朗と賢二の素敵なうちに意外な秘密があって驚いたが、それを知って大騒ぎする賢二がかわいくてほっこりとした。 ◆構成・文=牧島史佳