長崎本線沿線4市町がJR九州に要望へ 特急本数の維持など利便性向上に向け意見交わす【佐賀県】
サガテレビ
長崎本線の沿線4つの市町でつくる期成会が2日総会を開き、利便性の向上に向けたJR九州への要望について意見を交わしました。 期成会は、西九州新幹線の開業に伴い並行在来線になった長崎本線の沿線にある鹿島市や太良町、白石町、江北町の4市町が設立したものです。 2日の総会では特急列車の本数の維持や普通列車との乗り換えをスムーズに行うためのダイヤ改正などJR九州への要望について意見を交わしました。 今後、11月をめどに要望書を提出する予定です。 【長崎本線利用促進期成会会長 松尾勝利鹿島市長】 「今後、われわれが一緒になって関係市町の要望を届け、少しでも利便性の存続と利用促進につながるようやっていきたい」 長崎本線の江北・諫早間は西九州新幹線の開業に伴い上下約45本あった特急列車が14本になり、長崎まで行かずに肥前鹿島までになるなど利便性が大きく低下。 また、来年以降は10本程度まで減少する見通しです。
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