【パリ五輪日本代表メンバー予想 vol.2】当確メンバー多数…激戦区SG&SFの人選、“リーダー”の起用法は?
■ チームリーダーの起用法は?
ホーキンソン以外にも能力の高い帰化選手はいるが、チームへの適応を考えると他の選択肢は思い浮かばない。速攻についていく走力、ホーバスHCが「ジャパニーズヨキッチ」と絶賛した配球力、3ポイントも含めた得点力に加えて、ワールドカップではリムプロテクションなどインサイドディフェンスが素晴らしかった。 八村は疑いなく日本のベストプレーヤー。NBAを5シーズン経験して、2019年のワールドカップや2021年の東京オリンピックとはまた違うレベルに到達しているはずだ。「楽しみ」という感情しか浮かばない。 渡邊は攻守のオールラウンダーで、大切なチームリーダー。3番(スモールフォワード)の適性を持つ選手だから「3ビッグ」的な起用も悪くない。ただし、日本のチーム構成的には2023年のワールドカップに引き続いてパワーフォワード起用がメインか。 出場時間は多くないだろうが、ファウルトラブルや日々の練習に備える意味でインサイドの「4人目」も必要だ。タフなコンタクトやディフェンス、ムードメーカーの役割に期待して川真田をチョイスした。 文=大島和人
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