<中居正広が聞く!>源田壮亮、世界一を知る“チーム最年長”。WBCで骨折した指は「曲がったまま」<世界野球プレミア12>
◆緊張や不安への対策
中居:「源田選手は緊張するんですか?」 源田:「緊張するときもありますけど、しないほうかもしれないです」 中居:「緊張しない、浮足立たない練習は?」 源田:「不安なくグラウンドに立つことが重要だと思うので、試合までの準備でしっかり『もう大丈夫だ』という準備をしてグラウンドに立つ。なのでだいぶ自信を持ってグラウンドに立てると思います」 中居:「自信を持ってグラウンドに立つことで不安を拭ってくれる」 源田:「そうですね、あとはやっぱり自分でこれだけやってきたっていう自負みたいなのもあります」
◆ダルビッシュ投手・大谷選手の存在
中居:「WBCを振り返って、投手陣ではダルビッシュ(有)投手が引っ張ってくれて、チーム全体は大谷(翔平)選手が引っ張ってくれて、2人の存在は大きかったですか?」 源田:「やっぱり大きかったですね。何も言わずとも姿だけでみんなが注目して、自然と見ていたのでやっぱり大きかったですね」 中居:「2人はやっぱりすごいんですね」 源田:「すごかったです」 中居:「大谷選手は何がすごかったですか?」 源田:「もちろん単純に野球選手としてすごいなと」 中居:「プロから見ても笑っちゃうくらいすごいんですか?」 源田:「すごいです、今年もすごかったじゃないですか。野手に専念したらこんなことできちゃうんだっていう」 中居:「チームの存在としても習うところはありましたか?」 源田:「やっぱり試合までの準備というところでは、すごいと思いながら見ていました。僕は骨折があって試合前グラウンドに出ずに裏で練習することが多かったんですけど、大谷選手がひとりでもくもくと準備して練習している姿を見ていたので、やっぱり一流だなって」 中居:「時間の使い方を怠らない。だから自信を持って打席にも立てるし、自信を持ってマウンドで投げれるんじゃないかなと」 源田:「すごかったですね」
◆プレミア12での戦い方
中居:「今回のプレミアはどう戦っていきたいですか?」 源田:「井端監督からも、とにかく選手は今持っているものを100パーセント出してくれたらいいと言われていたのでそこだけ。若い選手も思い切ってプレーできるような雰囲気作りができれば、おのずと良い結果はついてくると思っています」 中居:「まったく知らないチーム、投手と対戦して打席に入るときの心構えは?」 源田:「もちろん試合までのミーティングで映像も見て準備はするんですけど、打席に立った選手とのコミュニケーションで自分と同じ感覚の選手を早めに見つけるというか。『このピッチャー速かったよ』って言われても、『速くない』と感じる選手もいるなかで、感覚が似たような選手を知っておけば、その人とコンタクトするのが大事だと思います」 中居:「積極的なほうがいいんですか、見たほうがいいんですか?」 源田:「本当にタイプによると思うんですけど、積極的にどんどん振っていって合わせないと難しいっていう選手はどんどんいけばいいと思うし、他の選手がそこをカバーしながらやっていけたらいいんじゃないかなと」 中居:「初対戦の投手で見ていたらすぐ終わっちゃうこともあるでしょうし、あまり淡白になったらいけないとか、短期決戦だからこそ難しいところだと思います」 源田:「でも後手後手になって後悔するよりは、行くと決めたら行くほうがいいんじゃないかなとは思っています」 中居:「世界中が日本が倒しに来ています。なかなか簡単なことじゃないと思います」 源田:「でも本当にチームの雰囲気もガラッと変わっているので、チャレンジ精神というか、そういう気持ちで戦わないと難しいんじゃないかなと思います」 中居:「すごい見てますんで、信じられないくらい見てますんで。ぜひとも世界一、自分のプレーをできるように頑張ってもらいたいと思います」 源田:「頑張ります」