4000万円の架空請求 木材仲介業者の元社長ら2人を逮捕
チバテレ(千葉テレビ放送)
取引のない架空の伝票を発行し、現金4000万円余りをだまし取ったとして、木材の仲介業者の元社長ら2人が11月11日までに逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、木材を販売する仲介業者の元社長の吉田英樹容疑者(55)と、元従業員の中西康二容疑者(63)です。 県警によりますと、吉田容疑者らは、2023年4月から5月にかけて「千葉県木材市場協同組合」に取引の事実がない架空の伝票を提出し、販売手数料として現金あわせて4300万円余りをだましとった疑いが持たれています。 木材を注文した企業からの入金が期日を過ぎても行われなかったことを不審に思った組合員が警察に相談したところ、被害が発覚しました。 警察は捜査に支障をきたすとして2人の認否を明らかにしておらず、余罪を含め詳しく捜査しています。 なお、事件発覚後、吉田容疑者の会社は廃業手続きを進めているということです。
チバテレ(千葉テレビ放送)