北海道の過去と未来の魅力を融合したニューフェイス「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」
テーマは‟21世紀に⽣まれ変わる開拓使時代の邸宅“
◆ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション フランス・パリを拠点とする、世界最大級のホスピタリティグループ「アコー」のアッパースケールのブティックホテル・コレクション「Mギャラリー」が札幌に上陸。 【画像】朝食のイメージ。北海道産の新鮮な旬の野菜、肉、魚介類を使い、世界の定番料理と日本の伝統料理を組み合わせたメニュー揃え。 2024年1月、札幌を南北に横断する創成川の東‟創成イーストエリア”に「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」がオープンした。 ”創成イーストエリア”は明治の開拓時代、初の本格ビール工場が誕生するなど、さまざまな産業が生み出され、札幌の発展を牽引してきた歴史ある場所だ。現在は再開発が進み、歴史的建造物などの街並みを活かしたスタイリッシュなエリアとして人気を集めている。 そんな‟創成イーストエリア”に位置する同ホテルのデザインは、‟21世紀に生まれ変わる開拓使時代の邸宅”をテーマに、当時の開拓者たちが⾒たであろう光景を現代的に再構築したものだ。エントランスには、ビールの原料“ホップ”をモチーフにした⽴体彫刻が。 館内のデザインには‟Japanese rose”と呼ばれ、⾹⽔産業の創造に使⽤された‟ハマナス”を開拓者たちの繊細な技術への敬意を表す象徴として⽤いるなど、札幌の⽂明開化と、⽇本⼈の⼿による"⽇本のビール発祥の地"である"創成イーストエリア"の歴史のエッセンスを随所に散りばめている。 1階のレストランやバーは、‟開拓使の社交場”をイメージした空間だ。銅製のビール釜をモチーフにつくられた暖炉が⽬を引くバーラウンジでは、サッポロビールはもちろん、北海道ワインや地酒など、厳選したドリンクをラインアップ。かつての‟開拓使の社交場”は、現在‟大人の社交場”となってよみがえったともいえる。 レストランの内装は、この地でのビール醸造を成功させた、⽇本⼈初のビール醸造技師である中川清兵衛がビール造りを学んだドイツのブルワリーからインスピレーションを受けたものだという。壁⼀⾯にビール瓶とLEDを埋め込んだアートウォールやアーチ形状の天井など、細部までこだわり尽くされた意匠が訪れたゲストの感性を刺激し、思い出に残るダイニング体験を叶えてくれるだろう。 客室は、「はまなすスイート」「デラックス」「スーペリア」など計7タイプ全118室。 北海道の開拓使のフロンティアスピリットを受け継ぎながら、今なお市内に残るアイコニックな赤レンガなどの西洋建築と近代日本の開拓使の邸宅、それらの時代をデザインコンセプトに落とし込んでいる。家具やテキスタイルは開拓使が外国から輸⼊したアイテムから着想を得る⼀⽅、北海道らしいポプラの⽊や⼈⾺⼀体で発展してきた開拓の歴史など、当時の記憶を呼び起こすような象徴的な日本画がアクセントとなっている。 また客室には、‟日本のビール発祥の地”という歴史に着目し、ビールの原料‟ホップ”のバスソルトを用意するなどのサービスも。 札幌のランドマークである複合施設「サッポロファクトリー」内に位置し、ショッピングやエンターテイメント施設、札幌の定番観光スポットへのアクセスも良好な「ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション」は、ホテルに入ると同時に、落ち着いた静かな時間をもたらしてくれる。 「アコー」ブランドの確かなホスピタリティと、豊富な文化遺産に彩られたデザイン性に富んだ洗練空間で、大人の贅沢な滞在体験ができる一軒といえそうだ。 ホテル創成札幌 Mギャラリーコレクション 所在地 北海道札幌市中央区北2条東3丁目 サッポロファクトリー西館 電話番号 011-242-1111(代)
立花奈緒(ブレーンシップ)