松本人志 来春復帰へ“新機軸”独自配信サービス立ち上げへ 浜田雅功とお笑いコンテンツを展開
活動休止中のダウンタウン・松本人志(61)が相方の浜田雅功(61)と共にネット上に独自のプラットフォームを立ち上げ、来春復帰を目指すことが25日、分かった。名称は「ダウンタウンチャンネル(仮)」。所属する吉本興業は、詳細が決まり次第発表するとしている。有料で、お笑いコンテンツを提供していく見通しだ。 吉本はライブチケット販売やオンライン配信も行うサービス「FANY」を運営しているが、そのノウハウを利用するとみられる。FANYは約460万人を超える登録者がおり、多数のお笑いファンの取り込みを図る狙いもありそうだ。 松本は今年1月に週刊文春の発行元などを相手取った裁判に注力するとして活動休止を発表。損害賠償などを求めて提訴した。その後、裁判は11月8日に松本が訴えを取り下げて終結した。 当初は来年1月中旬に大阪・なんばグランド花月で「ダウンタウン」として復帰するプランもあったが、賛否両論あったことから方向転換。独自のプラットフォームでの復帰構想が11月半ばに持ち上がり、復帰プランを切り替えた。関係者は「松本さんはしがらみなく、自由に話せる場を探していた」と、今回の判断の理由を分析した。 吉本は番組の内容や配信時期について詳細は未定としている。関係者は「週に数回配信する形になるのでは。浜田さんと2人で立ち上げることに意味がある。新しい形のトークやバラエティー番組を目指していくと思います」と明かした。ゼロからのリスタートとなる松本。浜田とともに新たな道を切り開く覚悟だ。 ≪活動休止後初インタビュー 裁判取り下げの決め手語った≫松本は休止後初めてインタビューに応じた。芸能記者・中西正男氏(50)の取材で、休止中に収入が激減して感じた屈辱や、文春側が「物的証拠がない」と認めたことが裁判を取り下げる決め手となったことなど、赤裸々に語った。休止後の第一声に中西氏を選んだ理由については「自分の言葉を待ってくれている人たちに一番伝わるであろうやり方を選ぼう。そう考えたのが今回の取材だった」と明かした。復帰予定の「ダウンタウンチャンネル(仮)」については「とにかく1発目は浜田と2人でやりたい」と強い思いを口にした。