那覇軍港の浦添移設めぐり3者協議 浦添市は福祉関連総合拠点整備や避難道路整備など求める
那覇軍港の浦添移設をめぐって、軍港の受け入れに関する協議会が29日開かれ、浦添市は福祉の総合拠点や道路を整備するよう国に求めた。 【写真を見る】那覇軍港の浦添移設めぐり3者協議 浦添市は福祉関連総合拠点整備や避難道路整備など求める ▽防衛省・井上主勇 大臣官房審議官 「本移設事業を進めていくことと並行して、浦添市の振興について国と浦添市、沖縄県が一体となってしっかり取り組んでいくことが必要」 29日、防衛省・県・浦添市の3者が出席した協議会で浦添市は、老朽化した老人福祉センターや中央公民館の機能を集約した福祉関連総合拠点のほか、海側の西洲地区と陸側の既存の道路をつなぐ避難道路を整備するよう求めた。 防衛省と県はこの2つの事業に協力することを確認したという。 那覇軍港は日米合意に基づき浦添市の沖合に移設される計画で、受け入れ側の浦添市は2022年10月、約49ヘクタールをT字型に埋め立てることに合意している。
琉球放送