【バスケ】信州ブレイブウォリアーズ・勝久マイケルHC「一番つらいシーズン」を経て1年でのB1復帰へ 「チャレンジはディフェンス面」
「ディフェンス・ファースト」のメンタリティが重要
ープレシーズンや天皇杯を終えて改めて今季はどのようなチームになりそうですか? (石川)海斗だったり、P(ペリン・ビュフォード)だったり、元々IQも高くて視野も広くて、我々のメインのプレーメーカーの2人になりますけど、やっぱり本当に良い判断ができる。そしてウェインのように必ず正しい場所にいて、周りをベターにして、一番勝ちに貢献するグレートなプレーヤー。相変わらずウェインが自分の中ではNo.1なんですけど、そういう選手がさらに周りをやりやすくする、そして良いシューターも揃っていると思うので、その選手たちが最初から良い判断ができると思っています。 チームとしての遂行力はまだまだですし、これからスカウティングされて、対策されてどんなことが来ても準備できているチームに成長していかないといけないという、道はまだ長いと思うんですけど、オフェンスでのポテンシャルはすごくあって、でもディフェンス面ではプレシーズンゲームでの失点はすごく多い。トランジションディフェンスから始まり、ハーフコートディフェンスの我々のルールを覚えることから習慣にすること。そして、メンタリティ的にもディフェンス・ファーストでやりたいということを理解してもらう。 エナジーをその面で全力で使うことのメンタリティだったり、スカウティングを我々は大事にしていて、40分間の中の一つ一つのプレーの大切さとかそういうメンタリティ。ディフェンスの全ての面で成長が必要で、チャレンジが必要。オフェンスももちろんまだまだこれからですけど、本当にタレントのある選手たちがいるので。チャレンジはディフェンス面だと思っています。 ー今季の意気込みとブースターへのメッセージをお願いします ティップオフイベントでも話しましたし、チーム内でも最初の練習の日だけ話してそれ以降は口にしていないんですけど、やっぱり我々の目標はB2優勝して1年でB1に戻ること。ただ、プロセスに集中しないと、日々成長を成し遂げないと最後に一番強いチームにはなれないと思います。そして、昨年の話はあまり話したくないんですけど、昨年は試合の結果だけでなく、日々のプロセスもチームとして辛いところがあったので、もう一回純粋に、毎日の一つ一つのやるべきこと一つ一つの練習、毎日成長することにみんな夢中になってほしい。それがやっぱりバスケットをやっている中で充実して楽しんでることに繋がると思うので。 今年も、どのシーズンとも同じようにアップダウンはあると思うんですけど、6年前とは違って、一度B1にいたチームがもう一度上がることを目指している。まだ悔しい気持ちだったり、まだいろんな思いがあるかもしれないですけど、我々はプロセスにフォーカスしたい。最後笑って終われるように、そのために1試合1試合大事に戦っていきたいと思うので、ブースターのみなさんの応援はいつも感謝しています。一緒にそのプロセスを、先を見すぎずに、まずは1試合1試合楽しんで応援していただけたらと思いますので、今シーズンも応援よろしくお願いします。
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