紅葉の名所・寺院で火災、7時間後に消える…本尊は住職が持ち出し無事
3日午前5時半頃、兵庫県丹波篠山市味間南の文保寺にある寺院「観明院」から出火。いずれも木造の庫裏や「 位牌(いはい)堂」(祖霊堂)など約600平方メートルを焼き、約7時間後に消えた。県警篠山署や市消防本部などによると、けが人はなかった。 【写真】焼け落ちた観明院の建物(3日午前7時34分、兵庫県丹波篠山市味間南で)
火災に気づいた観明院の鷲尾隆圓住職(74)が位牌堂から本尊像を持ち出し、本尊像は無事だった。
文保寺は紅葉の名所として知られる天台宗の 古刹(こさつ)で、本堂のほか、観明院を含む三つの 塔頭(たっちゅう)寺院が麓にある。
読売新聞