【紫苑S見どころ】善戦ウーマンを払拭するボンドガール
初めての古馬相手となった前走のクイーンSで2着と好走したボンドガール。2000mは初めての経験だが、前走で1800mに難なく対応したように更なる距離延長もこなすはず。今秋、飛躍するためにもここでの好勝負は必至だ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。 【写真】ボンドガールのこれまでの軌跡 ■9/7(土) 紫苑ステークス(3歳・牝・GII・中山芝2000m) ボンドガールは復帰戦となった前走のクイーンCで2着。51キロという斤量の恩恵があったにせよ、GI馬やGIで好走歴のある馬に先着と能力は高い。小回りの札幌コースで後方から鋭く伸びて上がり最速は驚愕。密集した馬群の中でも怯まずに伸びたように根性娘でもある。デビュー戦で後のオークス馬チェルヴィニアを負かしている実力馬。重賞初制覇は目前だ。鞍上は武豊騎手。 重賞ではまだ力不足だったカンティアーモ。自己条件に戻った前走が完勝だったが、負かした2、3着馬がその後1勝クラスを勝ったようにレベルも高かった。昨夏のデビュー戦をレコード勝ち。開幕週の馬場は好都合だろう。レースぶりからも2000mは問題なく、好勝負が可能だ。鞍上はC.ルメール騎手。 その他、中山で2勝をマークしている重賞勝ち馬ミアネーロ、函館で力をつけて勢いに乗るエラトー、フラワーCで外から鋭い脚を使ったホーエリート、芝に戻る中山2戦2勝のクリスマスパレード等が秋華賞への優先出走権を争う。発走は15時45分。