【BCジュベナイルターフ】“青森市”アオモリシティがお騒がせの3着 発走直前にゲート突進
<BCジュベナイルターフ>◇1日(日本時間2日朝)=米デルマー競馬場◇G1◇芝1600メートル◇2歳◇出走12頭 “青森市”がBCをざわつかせた。 ゴドルフィンのフランス産馬アオモリシティ(牡、C・アップルビー)が後方から追い込んで3着に入った。 場内を騒がせたのは発走直前だ。ウィリアム・ビュイック騎手(36)を背に、5番人気に推されていたが、全馬枠入り後に発馬機内で突進して1頭だけ飛び出してしまった。すぐに引き返し、リードポニーに導かれて再びゲートへ。他の出走馬11頭は枠内で待たされた。 仕切り直しのスタートでは流れに乗れず、序盤は最後方でレースを進めた。直線では大外から猛然と追い上げ、上位2頭を脅かした。 アオモリシティは父がオアシスドリーム、母がセツコ(母父シャマーダル)という血統。今夏には英グッドウッド競馬場の2歳G2ヴィンテージSで重賞初制覇を果たしていた。 レースはR・ムーア騎手のアンリマティス(牡、A・オブライエン)が制した。日本のサトノカルナバル(牡、堀)は9着に敗れた。