アマ12冠の荒本一成が7月20日プロデビュー「皆さんの期待を超える試合を魅せます!」
プロボクシングの帝拳ジムは8日までにアマチュア12冠の荒本一成(帝拳)が7月20日、両国国技館で開催されるトリプル世界戦のアンダーカードでデビューすると公式ホームページなどで発表した。韓国ミドル級3位ムングンツォージ・ナンディエンエルデン(モンゴル)とスーパーミドル級(76・2キロ以下)6回戦で対戦する。荒本はホームページの中で「皆さんの期待を超える試合を魅せます!」とコメントした。 アマチュアでは92戦85勝(37KO・RSC)7敗。奈良・王寺工高時代はインターハイ、国体3連覇など高校8冠を達成した。日大進学後は全日本優勝など4冠を獲得している。今年3月にプロ入りし、プロテスト(B級)に合格していた。 デビュー戦の日に行われるトリプル世界戦は、WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)王者の中谷潤人(M・T)が、同級1位ビンセント・アストロラビオ(フィリピン)と初防衛戦。WBO世界スーパーフライ級(52・1キロ以下)王者の田中恒成(畑中)も同級12位のジョナタン・ロドリゲス(メキシコ)と初防衛戦を行う。WBO世界フライ級(50・8キロ以下)1位の加納陸(大成)は同級2位アンソニー・オラスクアガ(米国、帝拳)と王座決定戦を戦う。 またWBA世界バンタム級7位、WBO11位、WBC13位の那須川天心(帝拳)とWBA4位ジョナサン・ロドリゲス(米国)の試合も行われる。荒本は注目度の高い興行の中でデビュー戦を戦うことになる。
報知新聞社