コロナ禍で学び始めた大学生が卒業、京都芸術大学・映画学科の卒展が明日から
京都芸術大学(旧・京都造形芸術大学)映画学科14期生の卒業制作展「+01CINEMA」が、明日2月3日から11日にかけて開催される。 【動画】各作品のティザーを収めた告知映像はこちら これはコロナ禍が始まったばかりの2020年4月、大学に入学した14期生による卒業制作展。京都芸術大学・人間館の映像ホールで卒業制作となる6作品が上映されるほか、映画学科の拠点である高原校舎では脚本、執筆作品、写真、インスタレーションの展示、高原校舎の試写室で過去に制作された短・中編の上映が行われる。映画学科のネットスタジオであるD STUDIOでは、卒業制作の6本や過去作品の配信も実施。ラインナップは下記にまとめた。 14期生の一同は「会えない、つくれない、映画が不要不急と呼ばれた世の中で、学びをはじめてからもうすぐ4年が経とうとしています。その歳月は、ゼロから新たな1をつくろうともがき、リアルな世界から一歩抜け出す瞬間を追い求め続けた日々でした」と、この4年間を振り返りながら「たった一度きりの誕生と祝福の機会です。みなさまとめぐりあえることを心待ちにしています」とコメントしている。 YouTubeでは各作品のティザーを収めた「+01CINEMA」の告知映像が公開中だ。 ■ 京都芸術大学芸術学部映画学科 卒業制作展 +01CINEMA 2024年2月3日(土)~11日(日・祝)京都府 京都芸術大学人間館地下1階映像ホール、京都芸術大学高原校舎 開催時間 10:00~17:00 □ 上映(人間館・映像ホール) 「朝の業」(監督:岸水小太郎) 「折にふれて」(監督:村田陽奈) 「さよならピーチ」(監督:遠藤愛海) 「女学生」(監督:三輪拓未) 「夢のカリフォルニア」(監督:安斎菜名水) 「舘FEVER」(監督:舘樹生) 映画×HIPHOP×LIVE「NEW CLASSIC」Nerds □ 展示(高原校舎) インスタレーション「NOW HERE」ソネソラ 展示「㝱」藤尾組 写真「血路を開けば」めんま 脚本「クリスマスみt愛な日」新井志保乃 脚本「夢想の先へ」植野さくら 脚本「環」市原凛 □ 配信(D STUDIO) 「女学生」(監督:三輪拓未)2月3日(土)~8日(木) 「さよならピーチ」(監督:遠藤愛海)2月3日(土)~11日(日・祝) 「折にふれて」(監督:村田陽奈)2月3日(土)~8日(木) 「夢のカリフォルニア」(監督:安斎菜名水)2月14日(水)~19日(月) 「舘FEVER」(監督:舘樹生)2月3日(土)~8日(木) 「NEW CLASSIC」(Nerds)2月3日(土)~11日(日・祝) 「日夜日」(監督:新井志保乃) 「あはれをかしき少年少女」(監督:遠藤愛海) 「いもむし月」(監督:小牧海愛) 「境域」(監督:三輪拓未) 「水魚の交わり」(監督:村田陽奈) 「焦点」(監督:遠藤愛海) 「影」(監督:三輪拓未) 「あじのり」(監督:直井陽) 執筆作品「声の表現から考える『演技』とは」西山あずさ