村竹ラシッドが全体トップで男子110メートル予選突破 2種目代表狙う豊田兼も準決勝へ 日本選手権/陸上
陸上・日本選手権第3日(29日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)男子110メートル障害予選が行われ、13秒04の日本記録を持ち、パリ五輪参加標準記録(13秒27)突破済みの村竹ラシッド(JAL)は向かい風0・8メートルの中、13秒29の好タイムをマーク。3組1着、全体トップのタイムで準決勝に進んだ。 パリ五輪参加標準記録突破済みの野本周成(愛媛競技力本部)は追い風0・6メートルで13秒52で1組トップ。前日28日の男子400メートル障害で47秒99をマークして優勝し、パリ五輪代表に内定した豊田兼(慶大)は無風の中、13秒52の4組1着で予選を突破した。 男子110メートル障害は泉谷駿介(住友電工)が代表内定済みで、今大会は欠場。パリ代表残り2枠をかけた準決勝は29日17時35分から、決勝は30日18時10分からとなっている。