ナチス・ドイツ想起の表現で批判 トランプ陣営、投稿後に削除
【ワシントン共同】トランプ前米大統領のソーシャルメディアに20日、11月の大統領選で返り咲いた場合に想定される出来事として約30秒の動画が投稿された。ナチス・ドイツを想起させる表現が含まれていたため批判が広がり、21日に削除された。トランプ陣営は陣営スタッフが投稿したものだとしている。 動画では架空の新聞紙面が映し出され「好景気」などの見出しが並んだ。その中で「米国で何が起きるのか」との大きな見出しの下に「統一帝国(unified reich)の樹立」と記されていた。 この文言はナチス・ドイツの「第三帝国(drittes reich)」を思い起こさせると指摘された。