【台風情報】24時間以内に台風10号発生へ マリアナ諸島付近 気象庁発表 予報円大きくても来週に“本州直撃”のおそれ 欧米予報機関との進路予想比較 5日より先の進路は
LOW(黄):監視対象ではあるが、今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性は低い MEDIUM(オレンジ):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する可能性も高まっているが、発達するには24時間以上かかる見込み HIGH(赤):今後24時間以内に基準以上の熱帯低気圧に発達する見込み 台風の進路予報は「アンサンブル予報」という手法で行います。数値予報の計算に使う最初の値をわずかに変えたものを複数計算して、その平均やばらつきの程度といった統計的な情報を用いて進路を確率的に予想するものです。 アメリカ海洋大気庁のアンサンブル予報の結果をみると、まだブレ幅は大きいものの多くのデータが西日本から東日本への接近を示唆する予想データとなっています。 具体的に27日(火)9時時点のアンサンブル予想の結果一覧をみると、熱帯じょう乱が日本付近に存在するメンバーが多くなっています。 一方、沖縄のすぐ東の海上にも熱帯低気圧がありますが、これについてアメリカ海洋大気庁はアンサンブル予想の結果も公表しています。それによりますと、この熱帯低気圧は特に発達することはなく、西南西へと進む予想となっています。台風になる可能性は低いとみられています。 【画像で詳しく見る】熱帯じょう乱が日本のすぐ南へ 27日(火)までの雨・風シミュレーション ■ヨーロッパの予想モデルも多くのデータが日本への接近を示唆 ヨーロッパ中期予報センターのアンサンブル予報結果です。アメリカモデルと同じように多くのデータが西日本から東日本へと接近する可能性を示唆しています。 27日(火)午後の時点で日本付近に熱帯じょう乱を示すメンバーも多くなっています。 【画像で詳しく見る】熱帯じょう乱が日本のすぐ南へ 27日(火)までの雨・風シミュレーション 気象庁やアメリカ・ヨーロッパなど海外モデルの予想をみると、まだブレ幅がとても大きな段階ですが、来週に台風10号が日本付近へと接近する可能性をいずれも示唆しています。何かしらの影響を受ける可能性がありますので、今後の台風情報にご留意ください。
※正式な台風に関する予報については気象庁が発表する情報を確認してください。
中国放送