福田知事 LRTと東武鉄道との接続 三者協議に向け検討へ
とちぎテレビ
福田富一知事は27日、定例の記者会見を開いて宇都宮市が進めるLRTのJR宇都宮駅西側への延伸による東武鉄道との接続について年内にもどのように協議するか、三者で検討を始めたいという考えを示しました。 LRTと東武鉄道の接続について福田知事は「県は仲介役」を務める考えを示していました。 福田富一知事:「これから東武と接触して、協議の構成や時期について年内に詰めていく。新年度には具体的な動きを持てるようにしていきたい。」 また、そのルート沿いにある宇都宮パルコの跡地をスポーツ用品販売大手のゼビオが取得し本社機能を移転する方針を示していることについては。 福田富一知事:「歓迎いたします。スポーツ用品中心ということで健康的で明るいイメージがある。」 一方、「5年ぐらい前」から構想を温めてきたという奥日光に新たな交通システムの導入を目指していることについてLRTの協議と「二面作戦」で県と日光市、東武鉄道の三者協議を進めたいと述べました。 福田富一知事:「モータープールを作ることを考えれば、いろは坂の入口手前だと細尾しかない。そこからロープウエーで上げる。華厳の滝や中禅寺湖、日光の山並みを鳥の目で見てもらえるような仕掛けあったら、さらに国際観光地としての地位が高まっていくのではないか。」 その他、サッカーJ3で栃木SCと栃木シティが共に戦うことになることやラグビーの国内最高峰、リーグワン所属のホンダヒートが宇都宮市に本拠地を移転することについて質問があり、「栃木SCの降格は残念だが、両チームが競うのはサポーターにとっても熱が入ることになる。ホンダヒートは日本一を目指すと言っており、サポーターや企業には各々思いを持ったチームを大いに応援してもらいたい」と期待を寄せました。
とちぎテレビ