ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーの離婚裁判、間もなく決着? 養育権の問題が解決か
2016年に破局して以来、子どもの養育権をめぐって泥沼訴訟を展開し続けてきたブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリー。間もなく決着がつくもよう。関係者が新聞「デイリーメール」に証言している。 【写真】アンジェリーナ・ジョリーのタフ&セクシーな美貌遍歴、昔から現在まで50連発
ブラッドはこれまでアンジーと対等な養育権を求めて闘ってきた。これが実現すれば子どもたちはブラッドとアンジーの家を行ったり来たりして育つことになった。これに対してアンジーが求めていたのは、自分が子どもたちを主に育てる権利。関係者によるとブラッドはもうこの件に関して争うつもりはないという。つまりアンジーはこれまで通り子どもたちと暮らし、ブラッドは面会する権利だけを得る。
ブラッドが同等の養育権を諦める一因になったのは子どもたちがどんどん大人になっていること。養育権に関係のある、18歳以下の子どもたちは現在実子のシャイロ、ノックス、ヴィヴィアンだけ。その3人もシャイロは17歳、双子のノックスとヴィヴィアンは15歳と着々と大人になっている。養子で上の3人、マドックスとパックス、ザハラはそれぞれすでに22歳、20歳、19歳になっていて、養育権の取り決めには含まれない。
養子の3人はブラッドに反発、彼に会おうとしていないと報じられている。彼の関係者は「ブラッドと子どもたちの間に起きているのは教科書的な親離れ」とコメント、特殊なものではないと強調している。さらに「子どもたちが18歳になるまで離婚を引き伸ばすのがアンジーの意図だった」と非難している。訴訟の間、子どもたちは主にアンジーと暮らしていた。だから訴訟が長引けば長引くほどアンジーは希望通り子どもたちを主に養育する権利を持っているのと同じことになったとブラッドの関係者は示唆している。一方でアンジーの友人たちは「ブラッドが責めるべきなのは自分だけ。アンジーは前に進み、家族の傷を癒したいと考えている」。アンジーに非はないと主張している。
ちなみにこの2人は現在養育権以外にもかつて共同経営していたワイナリーの権利をめぐっても争っている。養育権の問題が解決しても、2人の間に平穏が訪れる日はまだ遠そう。