ランガー「あんなに嬉しそうなタイガーは見たことがない」 ウッズの15歳息子がホールインワン達成
米男子シニアツアーのPNC選手権(米フロリダ州/リッツ・カールトンGC)は22日に最終ラウンドが行われ、ベルンハルト&ジェイソンのランガー組(独)が連覇を達成。67歳のベルンハルトにとって6度目、ジェイソンとのペアでは4度目の親子大会制覇となった。 ランガー組はタイガー&チャーリーのウッズ組(米)とともに15アンダー「57」をマークし、大会記録の通算28アンダーでプレーオフへ。1ホール目で父ベルンハルトが5メートル弱のイーグルパットを沈めて勝負を決めた。 9月に腰を手術した父タイガーの復帰戦として注目を集めたウッズ組は、プレーオフで敗れて惜しくも初優勝ならず。それでも15歳となったチャーリーが自身初のエースを達成するという最高の見せ場を作り、今年の締めくくりとなる一戦を大いに盛り上げた。 シニアツアーでメジャー12勝を含む通算47勝のランガー、レギュラーツアーでメジャー15勝を含む通算82勝のウッズという豪華な優勝争いとなった今年のPNC選手権。優勝したランガーは「タイガーとのプレーを本当にエンジョイできた」と大会を振り返った。 そして、「チャーリーがホールインワンを決めたときの2人を見ているのが楽しかったよ。あんなに嬉しそうなタイガーは見たことがないから」と息子の活躍に大興奮するウッズの父の姿を明かしていた。