12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」
函館市と青森県弘前市による、ひろはこ連携推進実行委は12月1日から、両市の相互誘客や周遊観光の促進を図る「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を展開する。3年目となる今年度も「雪ミク」がメインキャラクターを務め、ほかの関連キャラクターも登場し、冬季の観光シーズンを盛り上げる。来年2月28日まで。
雪ミクはバーチャルシンガー「初音ミク」の派生キャラクター。メインビジュアルは昼の弘前と夜の函館と対になるデザインで、弘前は背景に岩木山や旧弘前市立図書館、旧第五十九銀行本店本館(青森銀行記念館)といった歴史的建造物を配置。函館は函館山のほか、金森赤レンガ倉庫や市地域交流まちづくりセンターが描かれている。期間中両市の観光、宿泊施設などにポスターとして掲示する。 今年は初音ミクと同じピアプロキャラクターズから「鏡音リン」「鏡音レン」「巡音ルカ」「MEIKO」「KAITO」が初登場し、函館空港、JR弘前駅に設置する新作フォトパネル(1・6メートル×1・3メートル)に描かれる。 スマートフォンアプリ「COCOAR」を使ったAR(拡張現実)企画は両市の観光スポットに掲示するマーカー画像をアプリで読み取ると、雪ミクをはじめとしたキャラクターと画面上で一緒に動画、写真の撮影ができる。函館は西部地区や大門、五稜郭、湯の川地区にポイントを設け、昨年よりも撮影できるエリアを拡大した。 このほか、キャンペーンテーマソングの公開やデジタルチェックインラリー、12月1日に函館の地元企業とコラボレーションしたグッズも発売予定。市観光誘致課は「キャンペーンを通じ雪ミクと函館観光を楽しんでほしい。コラボレーション商品は土産として帰ってからも楽しめる。グッズで地元企業の良さも発信したい」としている。 詳細はキャンペーン特設ページで公開している。
函館新聞デジタル