【阪神】岡田彰布監督「才木に任すしかあれへん」森下には「ホームランは打つな言うたのに」一問一答
◆日本生命セ・パ交流戦 ロッテ0―1阪神(2日・ZOZO) 阪神・才木浩人投手が今季3度目の完封で、チームの連敗を5で止めた。森下の初回先頭打者本塁打の1点を守り切り、無四球でシャットアウト。リーグトップに並ぶ6勝目を挙げた。9回は無死一、二塁の大ピンチを招いたが、ソトを遊ゴロ併殺に打ち取り、ポランコを二ゴロ。4試合連続で9回に追いついていたロッテ打線のプレッシャーをはねのけた。初回先頭打者本塁打のみの1―0での勝利はプロ野球14度目、セリーグでは8度目。1回表の本塁打に限れば、プロ野球8度目、セでは4度目だ。以下は試合後の岡田彰布監督の一問一答。 【写真】打つなと岡田監督に言われていたのに…打ってしまった本塁打 (自ら切り出す) 「才木に聞いたれ、俺はもうええやろ」 ―立派だった 「そやそや。何回目やこれ、あいつが(連敗を)止めたのは」 ―9回は相当プレッシャー 「そらなあ、ランナー2人出たわけやからなあ。もう、あいつに任すしかあれへんやんけ。去年な、佐々木朗希の時も完封したしな、甲子園やったけどな」 ―無四球 「おう、コントロールもよかったしな。球数も全然大丈夫やったからな。もう、きょうは才木に任すしかあれへん」 ―投げる度に頼もしい 「ファン投票(中間発表)1位の選手やからな、一応は」 ―9回は追いつかれた前の2試合がよぎったか 「そんなん、よぎるもクソも、毎日見てるんやから。何、よぎるって。よぎるというのは、あんま見てないことや。毎日見てんねんから、きのうも。腹くくるしかないやん、才木に託すしかないやん」 ―森下が先頭弾 「ホームランは打つな、言うたのに。その代わり全部塁に出ろ、言うたんやけど」 ―ベンチでのハイタッチでも、そのことについて声をかけていたのか 「おう、なんでホームラン打つんやって」 ―結果的にあの1点 「その時点では分からへんけどな、終わってみれば、やけど」 ―本塁打を打つなという助言は最近の力みがちな打撃内容を踏まえて 「打順を1番にしたからの。それよりも塁に出ろってな」 ―近本の4番は板についてきたか 「そんなん板につかへんやろ、2試合くらいで」 (自ら) 「ああ、しんどいわ」
報知新聞社