日向坂46、東京ドームライブ 卒業メンバー&オードリーがサプライズ出演 新曲初披露も
■加藤史帆、丹生明里、濱岸ひよりがサプライズ出演
日向坂46が25日、26日の2日間にわたり、東京ドームで単独ライブを開催。2日間で9万人のおひさま(=日向坂46ファン)が集結した。今月、卒業セレモニーを終えた加藤史帆、丹生明里、濱岸ひより、『日向坂で会いましょう』で共演しているオードリー・若林正恭、春日俊彰が出演するというサプライズがあり、さらには13thシングル表題曲「卒業写真だけが知ってる」を初披露。4月には「6回目のひな誕生祭」を横浜スタジアムで開催することを発表するなど、盛りだくさんのライブとなった。 【写真】日向坂46、2年ぶり東京ドーム 加藤史帆卒業セレモニー写真も ライブフォト(49枚) 本公演は、11月から兵庫、福岡、愛知で行なってきた全国ツアー「Happy Magical Tour 2024」のファイナル公演。日向坂46にとって、2022年3月開催の「3周年記念MEMORIAL LIVE~3回目のひな誕祭~」以来、約2年ぶり2回目の東京ドーム公演となった。 アンコールを含めて全24曲を披露した本公演。さまざまなサプライズもあり、3時間を超える大ボリュームのライブとなった。中盤では、12thシングル「絶対的第六感」の活動をもっての卒業を発表し、すでに卒業セレモニーを終えている一期生の加藤史帆、二期生の丹生明里、濱岸ひよりがサプライズで出演する演出があった。 クリスマスの時期にちなみ、四期生が「みんなクリスマスプレゼントほしいですよね?」と会場に呼びかけると、ステージ上に謎のボックスが登場。箱の中から、丹生が姿を現すと、会場から驚きの大歓声が上がった。披露したのは、丹生のセンター曲「One choice」。終盤では楽曲を後輩に託すように、センターが丹生から、三期生・山口陽世にバトンタッチするという演出も。丹生が「この後も私たちからのプレゼントを受け取ってください!」と、ステージを後にすると、今度は同じく卒業セレモニーを終えた濱岸ひよりが登場し、「青春の馬」をパフォーマンスした。 曲中では小坂菜緒とペアダンスをする場面があり、濱岸の頬には涙が光った。2年前の東京ドーム公演には、新型コロナウイルス感染のため出演できなかった濱岸は、ついに叶った東京ドームでのパフォーマンスを終え、「初めての東京ドーム、最高でした!」と、とびきりの笑顔を見せた。そしてラストには昨日、卒業セレモニーを終えたばかりの加藤史帆が登場し、自身のセンター曲「君しか勝たん」を披露。終盤では、小坂にセンターをバトンタッチする演出があり、加藤は最後に「日向坂を頼みます! この後も楽しんでね」と笑顔でステージを後にした。 ■オードリー・若林正恭、春日俊彰がサプライズ登場 メンバーも知らされず驚き 本編では卒業メンバーが登場するサプライズがあったが、アンコールでも驚きの演出が。『日向坂で会いましょう』のMCを務めるオードリーの2人のサプライズ出演だ。ツアーを通して、番組にちなんだ企画である“ホームラン競争”を行なってきたメンバーたち。これまでの成績優秀者の中で、“ホームラン王”を決めることになったところで、突如、オードリーの春日俊彰が登場。お決まりの「トゥース!」を決めると、大歓声が上がった。 メンバー同士の決戦を終え、春日がバッティングに挑戦するところで、ピッチャー役の“ある人物”が登場することに。会場中がざわつく中で、姿を現したのはオードリー・若林正恭だった。ことし「オードリーのオールナイトニッポン in 東京ドーム」を開催したオードリー。若林はそのときと同じように自身の自転車に乗って、ドーム内を1周。若林の登場を知らされていなかったメンバーも驚きの声を上げた。若林は「ラジオモンスターです!」と自己紹介すると、「『ビター・スウィート・サンバ』(オールナイトニッポンのテーマ曲)で出る予定が、音が出ないから、『ときめき草』で出た」とトラブルがあったことを明かすと会場中は爆笑に包まれた。その後、ピッチャー役を務めた若林は、春日にドロップキックをかますなどライブを盛り上げ、「JOYFUL LOVE」の冒頭でメンバーと共に舞台に立つと、「ありがとうございました。楽しんでくださ~い!」とステージを後にした。