２月に閉園した沼津市のあわしまマリンパークが１２日新たな体制で営業を再開。初日から熱心なファンが詰め掛けました。 宮崎玲衣アナウンサー 「あわしまマリンパークに渡るための船を待つ場所に行列ができています。」 　５カ月ぶりに再開したあわしまマリンパーク。 　施設に向かう乗船場には、雨にも関わらず、長蛇の列が。 　館内からも再開を喜ぶ多くの声が聞こえてきました。 伊豆の国市から　５０代 「閉園してたからどうなっているかと思ったが、よくここまで維持してくれたなと。」 沼津市から　３０代 「貴重な施設だと思うので、存続できたというのを聞いてうれしくて来てみたが本当によかった。」 Ｑ魚見てみた？ 沼津市から　こども 「うん。」 Ｑどうだった？ 「楽しかった。」 Ｑどんな魚がいた？ 「大きいお魚。」

トレーニング

　２月、多くのファンに惜しまれながら４０年の歴史に幕を下ろしましたが、今年4月に放送作家の今村クニトさんが社長に就任。 　１２日、再出発の日を迎えました。 宮崎玲衣アナウンサー 「こちらのプールでは本格的なショーの前に公開トレーニングを行っている。ブランクがあるとは思えないほどいろんな芸で客を魅了している」 　人気イベントのひとつ、アシカショーは来週末から開始予定。 　ショーの代わりに、１２日は普段はなかなかお目にかかれないトレーニングの様子が公開され、来園者を喜ばせていました。 徳島県と兵庫県から来た２０代 「(再開)初日の一番記念すべき日に絶対に来たいと思っていたので、きょうは無理やり先輩を誘って２人で来た。年間パスを買ったので神戸からずっと来るのでお願いします」 宮崎玲衣アナウンサー 「園内には改修工事が完了したある場所もあるが、一方であちらのように今も老朽化している場所もある。今後、こういった場所も改修工事が進められる」 　営業と並行してリニューアルを行うため、「完全復活」とはいきませんが、水族館としても、アニメの聖地としても、ファンが待ち望んでいた再開。 　１２日からあわしまマリンパークの“第２章”がスタートします。 あわしまマリンパーク 今村クニト社長 「まずは本当にうれしい。淡島が好きなのでいつでも普通にここに来られて未来永劫普通にひょこっと来られるような場所にしたい。そこにプラス、やはりマリンパークなので音楽など新しいコンテンツとコラボして新しい武器を持って。そうしたら気が付けば未来につながっていくと思う」