ナワリヌイ氏が収監先で死亡 露当局、遺体引き渡し拒否 「プーチン政権は完全に開き直りだ」辛坊治郎が指摘
キャスターの辛坊治郎が2月19日、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。ロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ氏(47)が16日、収監先である北極圏の刑務所で死亡したことを巡り、「世界中の人が『プーチン政権に殺された』と思っている。嘘でも何らかの反論行動を起こすのが普通だが、プーチン政権はそのふりさえ放棄している。完全に開き直りだ」と指摘した。 【写真】モスクワ市長選立候補時の、健康そうなナワリヌイ氏
プーチン政権を批判する急先鋒として知られ、北極圏の刑務所に収監されていた反政府活動家のナワリヌイ氏が16日、47歳の若さで亡くなった。死因について、ロシア当局は「突然死症候群」だと説明している。こうした中、ナワリヌイ氏の陣営の幹部は17日、当局に対し、家族への遺体の引き渡しを求めたところ、拒否されたとX(旧ツイッター)で明かしている。 辛坊)俗な言い方をすると、「プーチン政権は、やばいよ、やばいよ」です。プーチン政権は、なりふり構わなくなっています。 ナワリヌイ氏の死については、世界中の人が「プーチン政権に殺された」と思っています。証明することはなかなか難しいですが、アメリカのバイデン大統領ですら「間違いなく、プーチン(大統領)に責任がある」と非難しているくらいです。 全世界から殺されたと見られているならば、自分たちに非難の矛先が向かないように、嘘でも遺体を表に出すとか専門家に見せるふりをするとか、何らかの反論行動を起こすのが普通です。しかし、プーチン政権はそのふりすら放棄しています。完全に開き直りです。