目指すは大横綱の称号! 相撲界に彗星のごとく現れた10歳の超新星 日本一への挑戦に密着!
その一瞬に己のすべてをぶつけ、見る者を熱狂させる相撲。岐阜県に、未来の横綱とも評される小学生がいました。去年、開催された夏の全国大会に彗星のごとく現れ、相撲をはじめてわずか1年にもかかわらず圧倒的な強さで勝ち上がり、全国優勝をかっさらったのです! 【動画】相手を吹っ飛ばす小学生力士 全国に衝撃を与えたこの小学生の、日本一への挑戦に密着しました!
すべてが規格外な相撲界の超新星! 目指すは憧れの白鵬と並ぶ大横綱の称号
岐阜県岐阜市の体育館。県内トップクラスの相撲クラブで稽古に励むちびっこ力士たちの中に、ずばぬけて体格の優れた少年がいました。彼こそが、突如相撲界に現れ、全国に衝撃を与えた超新星・大嶋将生くん、10歳です。
大嶋くんの特徴は、小学4年生としては日本最重量とも言われる恵まれた体格と、そこから繰り出される強烈な押し! しかし、実は練習嫌いな大嶋くん。一番好きなものは、稽古終わりのお風呂なのだそう。湯船に浸かれば溢れたお湯で渦ができ、浴槽から出ると満杯だったお湯は半分以下に。シャワータイムでは、園芸用の高水圧シャワーを気持ちよさそうに浴びる。何もかもが規格外です!
当然、ごはんも超豪快! 家族で回転寿司に行くと、テーブルに手つかずのお寿司がいっぱいあるにもかかわらず、トルネードポテトを4つ追加。たったひとくちで、ほぼ串1本分をたいらげてしまいます! よく食べてよく育った大嶋くん。好きな関取は白鵬だと話し、将来は白鵬と並ぶ大横綱になることを夢見ていますが、目の前の目標は全日本小学生相撲優勝大会、通称・ジュニアオリンピックで優勝すること。各地区の予選を勝ち上がった実力者だけが出場できるジュニアオリンピックは、最前線で活躍する幕内力士たちが歴代優勝者に名を連ねるアマチュア最高峰の大会です。
当然、大嶋くんは優勝候補の一人なのですが、体格に頼りすぎてしまうクセがあり、踏ん張りにも押しにも不可欠な「足腰の強化」が課題に。そのため、大会まで足腰をいじめ抜く日々を送りました。ただひたすら立ち上がっては押し続けます。厳しい練習も、歯を食いしばって耐え抜いていました。それもすべては日本一になるためです。