小池都知事が記者会見3月27日(全文2)来年の桜を楽しみにしてほしい
東京都の小池百合子知事は27日、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都の感染者数、3日連続で40人超 小池知事が定例会見(2020年3月27日)」に対応しております。 【動画】東京都の感染者数、3日連続で40人超 小池知事が定例会見 ◇ ◇
国際金融センターのランキングで東京が世界3位に
幹事社:ありがとうございます。それでは。 小池:あ、すいません、もう1つありました。こちらはとてもいいニュースのほうでありますけれども、きのう発表された最新の国際金融センターのランキングで、東京の順位がニューヨーク、ロンドンに次いで世界第3位になったというニュースでございます。これは香港、シンガポール、上海を抜いてアジアで第1位になった、世界で第3位ということであります。東京を再びアジアナンバーワンの金融拠点として復活させる、そして国内だけでなくて世界中から金融関係の人材や資金、情報、技術、これらが集まる国際金融都市にする。 これは私の知事就任して以来の決意でございますが、このたび、平成29年に国際金融都市・東京構想を発表して、これに基づいて、例えば金融系の外国企業を誘致したり、資産運用業、フィンテックと、重点的な対象として取り組んでまいりましたが、海外の誘致拠点の設置にも注力をしてまいりました。また、わが国初めての官民共同の金融プロモーション組織であります、FinCity.Tokyoを昨年新設をいたしております。トップには日銀元副総裁の中曽さんにご就任いただいておりますが、この団体と共に海外でのプロモーション活動を強力に進めているわけであります。 東京グリーンボンドの発行やESG投資の促進、どこよりも早く手掛けた東京都でございます。これらの構想に基づいて、これまでにない施策の展開を行ってきた。その成果が国際金融センターとしてアジアナンバーワンの地位ということで出てきたかと思います。構想に基づいて多様な取り組みが実を結んだ結果と、大変うれしく思うところでございます。 ただ、細かく見ますと、今回は上海、シンガポール、香港といったアジアの有力都市の中で1番になったと言っていますけど、差はわずかなんです。それから、熾烈な国際都市間競争ということでございまして、東京が引き続きこの地位を保っていくということのためには、施策の展開の手を緩めることは決して許されないと考えておりますし、また引き続き構想に基づくさまざまな施策を着実に展開していきたいと、このように考えております。ということで4点、私からお伝えいたしました。すいません、どうぞ。