キャサリン皇太子妃、トゥルーピング・ザ・カラーのリハーサルを欠席したことを謝罪 自分の連隊に手紙を送る
現地時間6月15日(土)に行われるチャールズ国王の誕生日祝賀パレード、トゥルーピング・ザ・カラー。そのリハーサルとして、今年パレードを先導するアイルランド衛兵隊の閲兵式が行われた。 【写真】キャサリン皇太子妃が披露した、歴代トゥルーピング・ザ・カラーの衣装
キャサリン皇太子妃は昨年から衛兵隊の名誉大佐を務めているが、がんの療養のため公務を休んでいることから閲兵式も欠席した。衛兵隊に謝罪の手紙を送っていたことが明らかになった。
リハーサル当日、衛兵隊はXのアカウントに皇太子妃の手紙をシェア。「閲兵式とトゥルーピング・ザ・カラーを前に、私が連隊をどれほど誇らしく思っているかお知らせしたくてこの手紙を書きました」と皇太子妃は綴っている。「今年トゥルーピング・ザ・カラーに参加する全員が何か月も練習してきたこと、外観や演習が完璧になるよう何時間も費やしたきたことに感謝しています」。
「みなさんの連隊の大佐であることは大変な名誉です。閲兵式で敬礼できないことを大変申し訳なく思っています。連隊の全員にお詫びしますが、近い将来に再びみなさんの代表として出席できることを願っています。みなさんに私が心から応援していることをお伝えください」。皇太子妃は最後に衛兵隊の標語「Quis Separabit?(誰が我々を引き離せるだろうか?)」を直筆で書き添え、「Colonel Catherine(キャサリン大佐)」の名前で署名している。
アイルランド衛兵隊は手紙の写真に「大佐である皇太子妃からこの手紙を受け取り、深く感動している」「妃殿下の回復を心からお祈り申し上げる」とコメントを添えている。閲兵式では2009年から毎回トゥルーピング・ザ・カラーに出席しているジェームズ・バックナル中将が皇太子妃の代わりに敬礼をした。
来週末開催されるトゥルーピング・ザ・カラーに皇太子妃が出席するかどうかは、まだ明らかにされていない。イギリスマスコミからは欠席の可能性が高いと見た上で、サプライズ登場するのでは? と推測する声も上がっている。王室からの正式発表を待ちたい。