福井梅を使ったカクテルはいかが? 大妻女子大の学生が考案
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「食の國」福井を知ってもらおうと、東京・銀座の白鶴酒造で5日、福井県の食文化を楽しむ会が開かれ、大妻女子大学の学生が考案した「梅のカクテル」がお披露目された。
発表されたカクテルは「MIKATA五湖」と「umany(ウメニー)」の2つで、いずれも福井県若狭の郷土食材「福井梅」を使った作品。 「MIKATA五湖」は、同県美浜町と若狭町にまたがる名勝・三方五湖の美しい水面をイメージした。特産の福井梅とそのシロップのほか、日本酒ゼリーを組み合わせ、水面の美しさを表現した。梅シロップの甘さとゼリーの爽やかさが合わさって、飲みやすくできている。
学生を指導する家政学部の宮田安彦教授は「地方の生活文化を応援するゼミをやっているが、都会生まれのゼミ生が多い。地方の食材を使いながら、豊かな地方の文化を教えたい」と話していた。