50代がハマる!大河ドラマ『光る君へ』何倍も楽しくなる見どころって?
<1.すばらしい源氏物語へのオマージュ>
「ドラマ『光る君へ』の中には、源氏物語を知っていると二重に楽しめる仕掛けが、あちこちに散りばめられているんです。たとえば……子どもだった三郎(藤原道長)とまひろ(紫式部)が出会うシーンは、源氏物語中の光源氏と紫の上が出会うシーンを彷彿とさせますし、黒木華さん演じる源倫子が猫を追いかけて御簾から顔を見せてしまうシーンは、女三の宮と柏木のシーンだな、と。それから、ドラマでは美しい公達も見どころなんですが、源氏物語の有名な『雨夜の品定め』もしっかり再現されていましたね。毎週ドラマを見ながら、こういう源氏オマージュ、なシーンが出てくると「ハイ!来た!」的にエアでクイズボタンを押しつつ、源氏物語を知らない夫にマウントとっています(笑)」(小迎さん)
<2.どうなる!? 道長&まひろの恋の行方>
「ドラマでは、吉高由里子さん演じる主人公の紫式部と、柄本佑さんの藤原道長が”幼馴染で恋愛関係”という設定なんですよね。紫式部は『まひろ』、道長の幼少期は『三郎』という名で呼び合っているのですが、子ども時代に出会った二人が思わぬ展開で再会を繰り返し、お互いを気にかけていくのですが……もう回を追うごとにどうなっていくのか……、見守りたいと思います。」(小迎さん)
<3.気になる♡ 謎めく男たち>
「すでに巷では『胸躍る、少女マンガ展開!』と評判ですが、少女マンガに欠かせない、ときめく男子たちが次々現れるのも『光る君へ』から目が離せない理由の一つ。とくに、毎熊 克哉さんが演じた架空キャラ「直秀」は、主人公・まひろがピンチの時に現れる、謎めいたイケメンとして、ハートを鷲掴みにされました。なんかこう……登場の仕方といい、謎めいた雰囲気といい『キャンディ♡キャンディ』のテリュースみたい! と思ってしまって……。悲劇的な最期を迎えますが、もう出てこないんでしょうか直秀……(涙)。謎の男といえば、これから登場する松下 洸平さん演じる「周明」が気になります。直秀ロスの穴を埋めてくれるのでしょうか……? 期待してます!」(小迎さん)