トヨタ、部品欠品で稼働停止のランクルシリーズ 21日夕方から順次生産再開
トヨタ自動車は6月21日、20日夕方2直から稼働を停止している国内の5工場6ラインについて、ランドクルーザー「70」を生産するトヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)第1ラインと、同「300」とレクサス「LX」を生産する吉原工場(同豊田市)第1ライン、70を生産する第2ラインを、21日夕方以降の2直から再開すると明らかにした。残りのラインについては24日午前の1直から再開する。 【写真】ランドクルーザー250(日本仕様車) ランドクルーザー「250」などを生産する田原工場(同田原市)第1ラインと、日野自動車の羽村工場(東京都羽村市)第1ライン、「コースター」を生産する岐阜車体工業の本社工場(岐阜県各務原市)第2ラインは24日から稼働させる。 今回の稼働停止の理由は部品の欠品によるもので、不正が発覚した型式認証問題は関係ないとしている。再開時期にずれが生じている点については「部品供給の状況を精査し、ラインごとで稼働再開の判断を行っているため」(トヨタ)という。