「ゼルダの伝説」が四冠!日本ゲーム大賞 5~86歳まで幅広い支持 1年で2000万本以上売り上げ
様々な観点で、その年発売されたゲームの頂点を決める「日本ゲーム大賞2024」の授賞式が26日、幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ」内で行われた。年間作品部門の大賞には、任天堂の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム」が選ばれた。 【写真】プレステの生みの親、久夛良木健氏 賞状を掲げ笑顔 「ティアーズ オブ ザ キングダム」は2023年5月12日に発売された人気シリーズ「ゼルダの伝説」の1作。24年6月末までに全世界累計で2080万本を売り上げるなど、驚異的な人気を博した。年間大賞だけでなく、ベストセールス賞、優秀賞も受賞し、四冠を達成した。 両手いっぱいにトロフィーを抱き、受賞の感想を聞かれた作品ディレクターの藤林秀麿氏は「今回の賞では下は5歳から、上は86歳まで幅広い年齢の人から支持してもらった。遊んでもらおうということで頑張ってきたので、こういう賞をいただけて凄くうれしく思います」と笑顔。プロデューサーを務めた青沼英二氏は「皆さんに愛してもらえる商品を作ったことを実感しました。これを糧に、みなさんに驚いていただける新しいゼルダを作っていきたいです。ありがとうございました」と話した。 また、経済産業大臣賞にはソニーの人気ゲームハード「PlayStation」が選出された。プレステの生みの親である久夛良木(くたらぎ)健氏が登壇し、「これまでゲーム産業は、産業として認められていない時期もあった。今は勢いで音楽や映画などを抜き始めている大きな産業に育ったのは、ここにいるクリエーター、ユーザーのお陰です」と話した。授賞式を終え、MCを務めたタレント・伊集院光は「年を経るごとに『(良い意味で)これゲームなの?』と感じるような多種多様な作品がある」と感慨深げ。「長年担当していますが、発表する度に驚くようなことになってきています」と話した。 その他の受賞作品は以下の通り。 ◆ブレイクスルー賞(※今年から新設) 8番出口 ◆ムーブメント賞(※今年から新設) スイカゲーム ◆優秀賞 11作品 ・ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム ・ストリートファイター6 ・ファイナルファンタジーXVI ・ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON ・スーパーマリオ ワンダー ・龍が如く7 外伝 名を消した男 ・龍が如く8 ・ペルソナ3リロード ・ファイナルファンタジーⅦ リバース ・ユニコーンオーバーロード ・ドラゴンズドグマ2 ◆ベストセールス賞 ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム ◆ゲームデザイナーズ大賞 Viewfinder (よろず~ニュース・髙石 航平)
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