【スターダム】失意の葉月が仲間たちの叱咤で完全復活宣言!「STARSのおかげでウチは目が覚めた」
スターダムは『STARDOM in KORAKUEN Sep.2』9.28東京・後楽園ホール大会を開催した。 【動画】コグマが葉月を抱きしめながらフォール! 第5試合では、コグマ&飯田沙耶と葉月&羽南によるSTARS同門対決が実現。注目は9.14エディオンアリーナ大阪第1競技場大会で、覚悟を持ってなつぽいの持つ白いベルトことワンダー・オブ・スターダム王座に挑戦するも敗れてしまった葉月だ。葉月はその後、燃え尽き症候群かのように精彩を欠いており、STARSのメンバーはもちろん、敵対しているスターライト・キッドからも叱咤されていた。そこから少しずつ調子が上向きで来た中、今回のカードが組まれた。 試合は葉月とはFWCとしてタッグチームを結成し、OZアカデミーへ乗り込むことも決まっている同期のコグマと、絶好調の飯田が、葉月の闘志を目覚めさせるかのように厳しく激しい攻撃で追い込んでいく。これに対して葉月も羽南の助けに頼ることなく、2人の攻撃を受けまくる。 劣勢だった葉月だが、葉・月ストラルでコグマを丸め込むも飯田にカットされると、飯田の力強いブレーンバスターから、コグマのダイビング・ボディプレスを喰らってしまい万事休す。羽南のカットが間に合わずカウント3が入ったが、カバーするコグマを葉月は下から抱きしめていた。STARSの仲間の気持ちが伝わったようだ。 試合後、コグマがマイクを持ち「葉月、どうだった?」と明るく尋ねると、葉月は「プロレス楽しいね」と笑顔に。飯田も「葉月さん。今のあなたの背中、めっちゃカッコいいっすよ。それでこそ私が憧れた葉月さんであり、越えたいと思った葉月さんです。お帰りなさい」と言うと葉月を押し倒し、羽南も含めた3人が葉月に覆い被さる。 葉月は「なんかウチの心が死んでるときに、ウダウダ言ったやつもいるけど、STARSのおかげでウチは目が覚めた。ありがとう。キッド! どこかで聞いてるなら出て来なくていいよ。ウチはもう目覚めたからキッドとやる必要がないと思うけど、キッドがやりたいならウチは受けて立つよ。キッドはウチのこと嫌いだと思うけど、ウチはキッドのこと…大嫌いだよ。バカ! 好きなわけねーだろ」と「シングルやってもいい」と叱咤していたキッドを逆に挑発。葉月らしさを取り戻したようだ。 最後は1日早い誕生日祝いを会場のファンと一緒にしてからバックステージに引き上げた葉月は「今日の試合見てわかったでしょ? ここ数日、心死んでたよ。死んでたけど今日の試合で、葉月復活しました。ただいま! 明日で27歳になるので、葉月のいろんな噂があると思うけど…私はスターダムで、STARSでトップに登り詰めていくので、これからも応援よろしくお願いします」といろんな憶測を払拭した上で、完全復活宣言。実力者なだけにもう一度シングルのベルトを目指すのもいいだろう。 その前にコグマとのタッグでOZアカデミー10.27神奈川・横浜武道館大会に乗り込みOZのタッグ王座を獲りに行く。 ◆スターダム◆ 『STARDOM in KORAKUEN Sep.2』 2024年9月28日 東京・後楽園ホール 観衆 1176人 ▼タッグマッチ(20分1本勝負) ○コグマ&飯田沙耶(18分14秒 体固め)葉月●&羽南 ※ダイビング・ボディプレス 文⚫︎どら増田
【関連記事】
- ダンプ松本『極悪女王』大ヒットで令和に全女イズ夢 爆発! 感情移入せずにいられない...昭和女子プロレス黄金期の舞台裏が面白い
- スターダムIWGP女子王者の岩谷麻優、“世界の大物”トニー・ストームの挑戦表明に「自分もすごいレスラーになったよね」
- 変わる女子プロレス界の勢力図。選手の離脱、新団体旗揚げ... それでも業界トップのスターダムが以前と変わらず面白いワケ
- 10代でスターダム、誹謗中傷、精神的疲弊、レギュラー落ちから、大会MVP&ベストオポジット。女子バレー金メダルの伊エース、エゴヌの“復活物語”【パリ五輪コラム】
- ベストフレンズに完敗の岩谷麻優がリベンジへ意欲「スターダムでやり残したことがたくさんあるんだって実感した」