「財布を忘れて帰ろうとしたら、免許不携帯で捕まりました。今取りに帰るんですよ。私が悪いんですか?」質問に回答殺到!?「事実でしょ」「非常識」の声も…「うっかり」でも許されない理由とは
また「警察官が隠れているかどうかは、あなたの行為には無関係です」「君が正義を主張する理由がわからん」「だ~か~ら~、財布を忘れて取りに帰るところなんだって!なんて言われたら、反省しているとは思えない」 と、神妙な態度を取れないことも問題だという声もあります。 あるユーザーは「要するに酌量が欲しかったということでしょうけど、警察も難しいですよ」として、「見逃したことがニュースに出て、その警官が懲罰を喰らうことだってある。その警官に家族がいたら家に入れる給料が減るよ。今の世の中がそんな堅苦しくなければ、警官だって見逃してくれる人は多いはず」と、時代の堅苦しさも背景にあると話します。 また別のユーザーは「点数がつく違反ではないので、ゴールド免許のままですよ」と言い、そんな深刻に悩むことではないとしています。 そもそもどうすることが正解だったのかとして「原付きに乗らないで押して自宅に戻れば、(歩行者扱いなので)切符を切られる事はありません」とアドバイスしています。 もっとも、今回の話の本質は、以下の回答に集約されていると言えるでしょう。 「うっかりすることは誰にでもあるんだが、うっかり人を轢いちゃいました、じゃ済まされないのだ。だから、うっかり忘れました、取りに行く途中だから切符切らないで、とは言えんのだよ」 ※ ※ ※ ちなみに、免許はあるけど免許証を身に着けていなかった場合、無免許ではなく「免許証不携帯」という違反になります。 違反点数は付きませんが、反則金が一律「3000円」課されます。 投稿者は批判の回答に腹が据えかねたのか、補足で「皆さん、生まれてから、一切忘れ物をしたことが無いんですね?」と結んでいます。 とはいえ、今回は免許証不携帯をしでかしたことを批判されているのではなく、「自分は悪くない」と主張していることを問題視されていると言えるでしょう。 「運が悪すぎました…今度からは気を付けます」と素直な態度であれば、大手質問サイトとはいえ、同情してくれる回答が集まったかもしれません。 また、自分の非を認める際に「でも、別に悪意があったわけじゃなくて」「聞いてよ。実はこういうことがあって」と、何かにつけて失点を最小限化しようと、自分の事情を主張する性格の人が、一定割合で存在します。 道路上だけでなく、職場や家庭内でも、こういった「失点最小限化ムーブ」は、本人の意思とは違って「自分は悪くないアピール」と捉えられ、事態をややこしくします。まずは神妙に「非を認めるのみで、その場を完結させる」という心の余裕を持ちましょう。そういうメンタルが安全運転にもつながります。
くるまのニュース編集部