田中将大「まだできる、証明したい」 プロ野球・巨人入団記者会見
プロ野球・楽天から自由契約になり、巨人への移籍が正式に決まった田中将大投手(36)が25日、東京都内で入団記者会見を行った。日米通算200勝まであと3勝に迫った右腕は「子供の頃からファンだったジャイアンツのユニホームを着ることができるのは光栄。自分としては3勝で終わるつもりはない。競争は激しいと思うが自分自身、まだまだできることを証明したい」と意気込みを語った。背番号は「11」に決まった。 【写真まとめ】入団記者会見をする田中将大 田中投手は2007年、北海道・駒大苫小牧高から高校生ドラフト1巡目で楽天に入団。13年には24勝0敗1セーブで、球団初のリーグ優勝と日本一に貢献した。14年から米大リーグ・ヤンキースでプレーし、21年に楽天へ復帰した。 日米通算197勝の実績を持つが、右肘のクリーニング手術明けだった今季は、登板1試合のみに終わった。楽天から、推定年俸2億6000万円から野球協約の減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える提示を受け、自ら自由契約を選んだ。 今季15勝を挙げ、最多勝を獲得した菅野智之投手(35)がオリオールズに移籍し、投手陣の精神的支柱が抜けた巨人が獲得に名乗りを上げた。【川村咲平】