凍結スリップ注意、福島県内で事故多発 福島で10台絡む事故
9日の県内は冬型の気圧配置となり、会津などでは雨や雪を観測した。県内では雪や凍結によるスリップが原因とみられる事故が多発した。 福島地方気象台によると、福島市鷲倉で氷点下6.1度の県内最低気温を観測。福島署によると、同日午前7時半ごろ、同市桜本字森子段の県道(通称・フルーツライン)で乗用車など約10台が絡む事故があった。複数人が軽傷を負ったという。 県警によると、同日午前0時~同8時半に、県内でスリップが原因とみられる事故が計10件(速報値)発生した。うち8件は福島市内で、南会津、双葉各署管内で1件ずつだった。県警交通企画課は「朝や夕方以降は橋やトンネルの出入り口で路面が凍結する恐れがある。急発進や急加速、急ブレーキは控えて、速度の注意と気持ちに余裕を持った運転をしてほしい」と呼びかけている。
福島民友新聞