「潜在能力の高さはFC東京アカデミー史上最高」と23年当時に評された“U20アジアカップ得点王”。覚醒待たれる未完の大器はJでゴール量産なるか
育成型期限付き移籍で期間延長
FC東京に加入した2023年当時、「潜在能力の高さはFC東京アカデミー史上最高」とも評されたのがFWの熊田直紀(現在20歳)だ。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 同年3月に開催されたU20アジアカップで5ゴールを挙げて大会得点王に輝くと、9月3日のアビスパ福岡戦(26節)でJ1初ゴールを決めたこのストライカーは翌24年1月にベルギーのKRCヘンクに期限付き移籍を果たした。 しかし、そこで思うように実力を発揮できず、半年(契約は1年だった)で帰国。そこから途中加入したいわきFCでは存在感を示しながらもゴールはわずか「1」と、数字的に物足りない結果に終わった。 そんな熊田は2025年、育成型期限付き移籍期間延長という形でいわきFCでプレーする。今年こそ、J2リーグの舞台で「FC東京アカデミー史上最高」との潜在能力の高さを見せつけてほしい。 FC東京のクラブリリースには以下のような本人のコメントが記されている。 「東京のファン・サポーターのみなさま、お久しぶりです。来シーズンも引き続き、いわきFCでプレーすることになりました。今まで以上に結果を残し、少しでも成長した姿を見せられるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします」 覚醒待たれる未完の大器はJリーグでゴール量産なるか。とことん結果にこだわってほしい。 構成●サッカーダイジェストTV編集部
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