鮫島さん（中央）と一緒にプレーする参加者たち＝１６日、鳥取市蔵田のＡｘｉｓバードスタジアム

　鳥取市蔵田のAxisバードスタジアムで16日、サッカーの元日本男子代表の森岡隆三さんと、元女子代表の鮫島彩さんを講師に招いた「ブルードリームみらいスクール」が開かれた。日本サッカー協会とみずほフィナンシャルグループが主催。小学1～4年生が対象で、参加した約200人は日の丸を背負って世界と戦った2人とサッカーを楽しんだ。 　同スクールは、子どもたちにスポーツの楽しさを体感してもらうとともに、夢を持つきっかけをつくるのを狙いに、鳥取県を皮切りに全国で開催される。子どもたちが少しでもボールに触る機会を増やそうと小学1、2年生は3人制、同3、4年生は5人制で試合を行い、森岡さんと鮫島さんも混ざって熱戦を展開した。 　鮫島さんは子どもたちにサッカーが上達するには「好きなプレーをたくさん練習してのばしてほしい」とアドバイス。森岡さんは「夢や目標をしっかり持って、かなえるために小さな努力を続けてほしい」と呼びかけた。 　参加したFCティフォーネゆりはまの吉村壮耀さん（8）は「楽しかった。（森岡さんと鮫島さんは）上手で、勉強になった」と話した。