賀来賢人“大助”ら「整理整頓」はフィリピンパブの清掃へ…矢野あゆみ“ミカ”はさとうほなみ“心音”に強制送還されることを告白<錦糸町パラダイス>
俳優の柄本時生と今井隆文によるドラマ初プロデュース作品「錦糸町パラダイス~渋谷から一本~」(毎週金曜深夜0:12-0:42※第3回は深夜0:22-0:52、テレ東系/Leminoにて配信)の第3話が、7月26日(金)に放送される。 【写真】フィリピンパブで楽しい時間を過ごす一平(落合モトキ)ら ■錦糸町を舞台にした過去の「汚れ」を掃除する掃除屋3人の人間ドラマ 東京・墨田区錦糸町を舞台に、過去の「汚れ」を掃除する掃除屋の3人と、過去の「過ち」を暴くルポライターが、様々な人との出会い、出来事を通じ、自らの過去と向き合っていく。登場人物それぞれの心理や感情の動きを丁寧に描いた人間模様を、ドラマのために書き下ろしたオリジナル脚本で展開する。人生で本当に大事なことは何か、生き方の根源や人間の心理について考えさせられる人間ドラマだ。 ■登場人物の役どころは… 掃除屋の三人には、柄本、賀来賢人、落合モトキが出演し、ルポライターには岡田将生が出演する。 賀来が演じる掃除屋「整理整頓」の社長・大助は、かつて、海外でのプロバスケ選手の夢を持つが家業の跡継ぎとしての責任を放棄することへの罪悪感などを持っていた。裕ちゃんの事故により、家業の掃除屋を継ぐ理由付けができたことに安堵している。 一方、柄本が演じる掃除屋「整理整頓」の社員で、大助の幼馴染・裕ちゃんは、大助についていく形で不向きなバスケをしていたが、周囲のメンバーから浮き、より無意識に大助に依存していく。事故により車椅子生活になるも、不自由となった生活への抵抗がないことを不思議に思っている。 さらに、落合が演じる除屋「整理整頓」の社員で、大助と裕ちゃんの後輩・一平は、裕ちゃんの事故後から常に大助と裕ちゃんの仲を心配し、間を取り持とうとするがいつも少し空回りする。また、岡田が演じる一匹狼のルポライター・蒼は、表向きは地元住民や再開発が進み増えた観光客向けのフリーペーパーのライターだが、実は世の悪事を暴くために証拠の動画や画像を二次元コードで町中にばらまいている。 ■第3話のあらすじ 第3話は―― 大助(賀来賢人)、裕ちゃん(柄本時生)、一平(落合モトキ)は、車中でいつものようになみえ(濱田マリ)とかおる(光石研)の地元FMラジオ番組を聞きながら、フィリピンパブ「サラマッポ」の清掃に向かう。ひどく雑然としている「サラマッポ」は、違法な連れ出し行為、つまり売春をあっせんしていたことが発覚し、閉店に追い込まれた。 そんな事件の影響は店員にも及んでいた。錦糸町育ちのミカ(矢野あゆみ)は、店の裏の顔を知らぬまま働いていたが、実は母親がフィリピン人で日本国籍がない。この一件で不法就労が発覚し、母娘共にまもなく国へ強制送還されることに。その事実をミカは、幼馴染の喫茶店「デルコッファー」店長・心音(さとうほなみ)に打ち明ける。 ――という物語が描かれる。 ■「母と娘、強制送還させる予定」 公式ホームページなどで見ることができる予告動画は、大助が「とおだ?」と一人の男性に話しかけ、その男性が「大助?」と返事をするシーンからスタートする。 その後、喫茶店の客の「母と娘、強制送還させる予定」という話を驚いた表情で聞く心音の姿が流れ、続けて、「フィリピンに行く、帰るかもしれない」というせりふと一緒に、自転車に乗る心音とミカの姿と、真剣な表情をする心音の姿が映し出される。 また、場面が切り替わると、なみえが「会社のセクハラ上司に困っています」と話し、かおるが「あらら」と答えるラジオ番組の様子や、フィリピンパブらしき場所にいる東海林(忍成修吾)が「コミュニケーションとってあげてるんだよね~、今の子たちはほんとに大変」と話す姿が。 さらに、映像制作会社「リアルフィクション」の社長(今井隆文)が「お前も辞めるの?」と怖い表情で話し、そんな社長に女性が「昔の社長、どこ行ったんですか?」と問うシーンも。 そして、最後に「あおいじゃねえか」「今何してるんだ?」と笑顔で話すまっさん(星田英利)の姿と、「この街にとっていいことしてるよ」という声と一緒に、サングラスをかけ、真剣な表情でどこかを見つめる蒼の姿が切り取られ、動画は幕を閉じる。