バチカン広場にツリー点灯 クリスマスシーズン開始
【ローマ共同】カトリックの総本山バチカンのサンピエトロ広場で7日、毎年恒例のクリスマスツリーの点灯式が行われ、本格的なクリスマスシーズンが始まった。設置は来年1月12日まで。 ツリーは高さ約30メートル。音楽の生演奏に合わせて赤や黄色などの光がともると、集まった観衆から歓声が上がった。イタリア中部フィレンツェから訪れたマヌエラ・クロチャーニさん(75)は「ずっと見に来たかった。広場の雰囲気に調和していて、とても美しい」と感激した様子だった。 サンピエトロ広場にツリーを飾る習慣は1982年に当時の教皇、故ヨハネ・パウロ2世が始め、毎年各地からモミの木などが寄贈される。