県外から血液輸送も…冬場の献血減少「目標より10%届かず」 鹿児島
南日本放送
冬場は献血への協力者が減少する時期です。今、県内だけで血液がまかなえず、県外から輸送を受ける状況となっています。こうした中、若者に献血に関心を持ってもらうイベントが鹿児島市の大学でありました。 鹿児島国際大学です。23日、県赤十字血液センターや学生ボランティアらによる「クリスマス献血キャンペーン」が行われました。 (献血した学生)「献血をもらった人たちも、みんなが献血することによって、この血が巡っていって、いろんな人に血がまわればいいと思う」 (県学生献血推進協議会 鹿児島国際大学3年・長倉一颯さん)「自分と同世代が献血をしてくれるのが一番うれしい。少しでも多くの人に献血してもらって、献血をする人が増えればいいと思う」 県赤十字血液センターによりますと、毎年冬場は献血の協力者が減少する傾向にあります。今月、県内では19日までに2514人の協力を目標としていましたが、10%ほど届かず、県外から血液の輸送を受けているということです。 (県赤十字血液センター献血推進課 白須究さん)「キャンペーンで献血に触れてもらって、継続的な協力につながれば」 献血キャンペーンは24日と25日、鹿児島大学でも行われます。
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