強制不妊手術の被害「連絡を」 日弁連が16日に無料の電話相談
旧優生保護法にもとづく手術の被害救済を進めるため、日本弁護士連合会は16日午前10時~午後4時、強制不妊手術の被害者や家族らを対象に、全国一斉の無料電話相談を実施する。予約不要で、0570・07・0016にかければ、近隣の弁護士会につながる。新潟県内からは0120・315・533にかければ、県弁護士会が設置したフリーダイヤルでつながる。ファクスでも022・726・2545で相談できる。 被害者がこれまで起こした一連の訴訟では、電話相談から弁護団につながり、提訴までこぎつけたケースが多くある。弁護団は「被害を受けた本人や家族、被害者を知っている医療関係者など、どんな人でも電話してほしい。手術を受けた証拠がなくても気軽に連絡を」と呼びかけている。
朝日新聞社