気分はスーパーカーブームの頃の小学生!「博物館のようで博物館でない」古き良き時代のアメ車の数が半端ない施設を飛び込み取材
カメラを持っての飛び込み取材は楽しい!
世界の自動車博物館を巡ることをライフワークとしている原田 了氏。2024年夏の旅では北米の自動車博物館を取材することができました。第4弾は、ちょっと趣向を変えて、博物館のようで博物館でない、まるで大喜利のような施設を紹介してみます、ベンベン。 【画像】魅力的なクルマばかり! アメリカで取材途中に出会った「博物館」を見る(全18枚)
博物館に行く道中で見かけた施設を訪問
まず1軒目は前回訪ねた歴史博物館にクルマが展示されてなくて受付で、近くに自動車博物館がないか訊ねて紹介された経緯を紹介した「トラッカー・パーキング - ラッセル・トラベルセンター(Trucker Parking -Russells Travel Center)」。そしてもう1軒は翌日、シャパラルのレーシングカーを展示してあることで有名で、今回のツアーの目玉のひとつだった「石油博物館(Petroleum Museum - Chapparal Cars)」を訪ねた後、次の目的地である博物館である「米国トヨタ自動車博物館(Toyota USA Automobile Museum: TOYOTA EXPERIENCE CENTER)」に向かって走っている途中で見かけた「サークルHオートセールスINC. “THE HOUSE OF HOTRODS”(CIRCLE H AUTO SALES INC.“THE HOUSE OF HOTRODS”)」。 ラッセル・トラベルセンターは一応博物館を名乗っていたが出入り自由で観覧も無料、言ってみればクラシックカーの展示コーナーだった。とはいえ展示車両は20台を超え、しかも1925年式の「Fuel Delivery Tanker」(ガソリン輸送用のタンカー)など戦前のクルマもあったが、多くは1960年代から1970年代にかけてのクルマで、排気ガスによる公害問題やオイルショックによるガソリン不足が社会問題となる以前の、まさにイケイケでアメリカ車が我が世の春を謳歌していた時代のクルマたち。少し狭いスペースに多くを詰め込み過ぎた感もあり、また展示エリア全体が少し華やかさに欠けていたのが残念だったが、本格的な博物館に引けを取らない展示場だった。
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