パリ五輪マラソン代表・大迫傑に純金の感謝状授与 「『ゴールド』という言葉は本当に特別なもの」
パリ五輪の男子マラソン代表に内定している大迫傑(Nike)が4月26日、札幌市の札幌三越で開催された「大黄金展」に参加。イベント主催者から純金の感謝状授与式を授与された。 パリ五輪代表・大迫傑「自分の弱さに向き合う」ボストンマラソンで13位 授与式の後のトークセッションでは「これまで紙の表彰状はいただいたことがはありますが、純金ってすごいですね。もらったと同時にいつも以上に気が引き締まるような思いがします」と少し緊張気味に話した大迫。「家のしっかりした場所に飾りたいと思います。盗まれないような位置に」と会場の笑いも誘った。また、「『ゴールド』とういう言葉は本当に特別なもの。五輪のメダルもそうですが、みんなが目指してあこがれるものだと思います」と目前に迫ったパリ五輪の金メダルへの意欲ものぞかせた。 大迫は21年に札幌で行われた東京五輪のマラソンに出場して6位に入賞した後、一度は現役を引退を表明。その時の思いについて聞かれると「以前は競技だけを考えていましたが、陸上競技だけでなはく“ランニング”として俯瞰して見られるようになり、さらに上を目指すのは当然ですが、大人たちやこどもたちと一緒ににランニングを楽しみたいという気持ちが湧いてきた」と振り返り、そのことが自身が主宰するイベントの開催にも繋がっていることを明かした。 パリ五輪に向けては「僕の中ではすべての大会が大事であって、常に全力の準備をしていくという気持ちでやっています。8月の五輪も同様の気持ちで臨みたいです」と夏の大一番に向けて意気込みを語った。
月陸編集部