ドリーム1号艇の深川真二がエース機候補を獲得/ボートレース唐津
ボートレース唐津の「第12回サッポロビールカップ」は11日に初日を迎える。新エンジン2節目となる今節は、準優進出戦制の6日間シリーズ。主力は深川真二、江口晃生、松村敏、今泉友吾、伊藤将吉で、深川と今泉は今年6回目の優勝を目指し、さらに今泉は7月の一般戦に続く当地連覇に挑む。 57号機以降の14基は未使用エンジン。前節で10戦9勝と荒稼ぎをして優勝した出畑孝典が「エース機になるのでは」と話していた12号機は、V候補筆頭の深川がゲット。チルト0のまま乗った前検は「ちょっと違う。ペラをちょっと叩いて、初日はマイナスで乗ってみる」と目立たなかったが、エンジンを仕上げるのは必至か。 深川同様に好調持続の今泉は、「出て行く感じもないし、一緒という感じ」と特徴がなく、普通の手応え。それでも17号機は安河内健が好ピット離れで優出したエンジン。深川がインに構える12R「ドリーム」は5号艇のだが、見せ場は作りそうだ。 好気配だったのは松尾宣邦、鰐部太空海、雑賀勇貴で、前検一番時計は6秒70で樋口亮がマークした。対照的に中里英夫、四宮与寛、吉村誠はしっくりしない動きで、変わり身が急がれる。
マクール